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GPT Image 2 APIの料金:画像1枚あたりの実コスト(2026年版)

最終更新日: 2026-08-30 07:37:22

GPT Image 2で1024×1024の画像を1枚生成すると、品質設定によって料金は$0.006から$0.211まで変わります。ここが最も重要なポイントです。OpenAIには画像1枚あたりの一律料金があるわけではなく、参照画像を使った編集と、単純なテキストから画像を生成するリクエストでは請求額も異なります。以下の数値は、2026年8月30日時点で確認したOpenAIの料金表と画像生成ドキュメントに基づいています。

まず予算に入れるべき基準額

画像だけの概算を出すなら、見出しにあるトークン単価をいきなり掛けるより、OpenAIが公開している生成例を使うのが分かりやすいでしょう。1024×1024の場合、低品質は$0.006、中品質は$0.053、高品質は$0.211です。1024×1536の縦長画像と1536×1024の横長画像は、同じ品質設定でそれぞれ$0.005、$0.041、$0.165となっています。

ただし、これらは出力画像の料金例であり、請求額のすべてを示したものではありません。プロンプトのテキスト、アップロードした参照画像、リトライ、選択した処理ルートによって、最終的なAPI料金は増える可能性があります。

出力サイズ低品質中品質高品質
1024×1024$0.006$0.053$0.211
1024×1536$0.005$0.041$0.165
1536×1024$0.005$0.041$0.165

出典:OpenAIの画像生成ガイド。この表にないサイズや設定を使う場合は、公式のライブ計算ツールを利用してください。

ざっくり見積もるなら、正方形画像を1,000枚生成した場合、入力料金や追加試行を除いて、低品質で約$6、中品質で$53、高品質で$211です。

OpenAIのGPT Image 2料金モデル

GPT Image 2のAPIは、トークン数に応じて課金されます。OpenAI APIの料金ページでは、テキスト入力、画像入力、キャッシュ済み入力、生成画像の出力がそれぞれ別の項目として計算されます。Standardリクエストの実用的な計算式は次のとおりです。

リクエスト料金 =
(テキスト入力トークン数 × $5 / 100万)
+(画像入力トークン数 × $8 / 100万)
+(画像出力トークン数 × $30 / 100万)

対象となる入力がキャッシュの条件を満たす場合、キャッシュ済み入力にはより低い単価が適用されます。現在の料金は以下のとおりです。

課金項目StandardBatch
テキスト入力$5.00 / 100万トークン$2.50 / 100万トークン
キャッシュ済みテキスト入力$1.25 / 100万トークン$0.625 / 100万トークン
画像入力$8.00 / 100万トークン$4.00 / 100万トークン
キャッシュ済み画像入力$2.00 / 100万トークン$1.00 / 100万トークン
画像出力$30.00 / 100万トークン$15.00 / 100万トークン

Batchは、対象となる非同期処理を低コストで実行するための選択肢です。インタラクティブなリクエストに一律の割引が適用されるわけではありません。StandardとBatchは、ひとつの「GPT Image 2の料金」にまとめず、別々の前提として見積もりましょう。

GPT-Image-2のモデルページでは、gpt-image-2を画像生成・画像編集モデルとして説明し、v1/images/generationsとv1/images/editsを掲載しています。

画像1枚あたりの料金例に含まれるもの

$0.006、$0.053、$0.211という数字が答えるのは、「このサイズと品質で生成した出力画像は通常いくらか」という問いです。「APIリクエスト1回につき必ずいくらかかるか」を示す数字ではありません。

リクエストの要素発生する場面予算上の扱い
テキスト入力すべてのプロンプトと指示通常は小さいが、ゼロではない
画像入力編集、マスク、参照画像編集中心のワークフローでは別に見積もる
画像出力生成された画像まずはサイズと品質ごとの料金例を使う
追加試行不採用や品質チェック失敗後の再生成採用画像ではなく、生成した試行回数で数える
Batchルート対象となる非同期処理ワークフローが対応している場合だけBatch料金を適用する

このように分けて考えると、採用した画像の枚数に宣伝上の単価だけを掛け、破棄した候補やアップロードした素材を見落とす、といった事態を避けられます。

料金を大きく左右するのは画素数より品質

1024×1024では、低品質から高品質に変えるだけで、公開されている出力料金例は$0.006から$0.211へ上がります。約35倍の差です。よく使う縦長・横長・正方形の間にある小さな違いより、品質設定のほうが料金に大きく影響します。

GPT Image 2 output cost by quality and size

サイズと品質ごとの出力料金

公開されている3サイズを比べると、低品質は$0.005〜$0.006、中品質は$0.041〜$0.053、高品質は$0.165〜$0.211の範囲です。

実運用では、次のような切り替えが使いやすいでしょう。

  1. プロンプトや構図を試す段階では低品質を使う。
  2. レイアウトが固まった後、通常の顧客向け素材には中品質を使う。
  3. コンセプト、トリミング、文字を配置する余白が承認されてから高品質を使う。

これはワークフロー上の提案であり、OpenAIが実施したベンチマークの主張ではありません。OpenAIのモデルページには各品質帯の定性的な位置づけはありますが、品質ごとの普遍的なスコアやレイテンシーのベンチマークは公開されていません。

正方形ではない画像の料金が安い理由

公開されている縦長・横長画像の料金例は、同じ品質で比べると正方形よりわずかに安くなっています。非正方形のほうが画素数は多いにもかかわらずです。つまり、出力トークンの使用量は単純な画素数の計算式では決まりません。

この3つの一般的なサイズなら、公開されている表の数値をそのまま使えます。特殊なサイズを使う場合は、正方形画像1枚の料金から推測せず、OpenAIの計算ツールを使うか、レスポンスに含まれるusageの値を記録してください。

画像1枚の生成以外にかかる料金

出力だけをまとめた表は、シンプルなテキストから画像への変換には便利です。しかし、実際のアプリケーションでは参照画像、編集の反復、リトライ、処理ルートごとの制約が加わることが少なくありません。

テキストからの生成と編集リクエストの違い

テキストから画像を生成する場合は、プロンプトを送り、画像を受け取ります。一方、編集や合成では1枚以上の画像も送信するため、画像入力トークンが無視できないコストになることがあります。OpenAIの画像生成ガイドでは、主なAPIの選択肢を次のように分けています。

  • プロンプトから直接生成・編集するならImage APIを使う。
  • 画像生成を会話や複数ステップの処理に組み込むならResponses APIを使う。

Responses APIでは、組み込みツールとして画像生成を利用できます。OpenAIによると、この場合は画像生成の料金に加えて、メインのモデルで発生するトークン使用量もリクエストに含まれます。つまり、会話型のワークフローは、単純なimages.generateリクエストとは別の予算区分で考える必要があります。

オープンソースのgpt-image-app API notesにある実装上の記録では、1024×1024・低品質・テキストのみの呼び出しは、24入力トークンで$0.0063でした。一方、参照画像を2枚使った同程度の呼び出しでは、入力トークンの合計が2,365となり、料金は$0.025でした。これはすべてのケースに当てはまる料金表ではありませんが、参照画像を使うワークフローを別枠で予算化すべき理由は分かります。

Batchが安いのは、処理を待てる場合だけ

OpenAIの現在の料金ページでは、GPT Image 2のBatch料金はStandardのトークン単価の半額です。画像出力は1Mトークンあたり$30ではなく$15、画像入力は$8ではなく$4、テキスト入力は$5ではなく$2.50となっています。

この料金体系は、夜間に処理する商品カタログ、キューに入れて作る広告バリエーション、バックオフィスの定型処理には向いています。一方、インタラクティブな編集画面には適しません。移行する前に、実際のモデルとエンドポイントを確認してください。Batch料金が掲載されていても、すべてのアカウントやクライアント経由の処理がそのリクエストに対応しているとは限りません。

あるユーザーは、次の実行時エラーを報告しています。

「指定されたモデルgpt-image-2はBatch APIでサポートされていません。」— r/OpenAIのu/laxika。

これはコミュニティによる報告です。Batch料金を前提にする前に、本番アカウントとエンドポイントで動作を確認してください。

APIの利用権とChatGPTのサブスクリプションは別物

OpenAIの課金に関する案内では、ChatGPTのサブスクリプションとAPI料金は別のサービスとして扱われています。画像生成が使えるChatGPTプランに加入していても、APIクレジットが付与されるわけではありません。直接gpt-image-2を呼び出すには、別途APIの課金設定が必要です。

この区別は、ゲートウェイやアグリゲーターを利用する場合も同じです。プロバイダーが画像1枚あたりの固定料金、現地通貨での決済、あるいは複数機能をまとめたインターフェースを提供していることはあります。しかし、それは各プロバイダーとの契約条件であり、OpenAIの直接利用におけるトークン単価ではありません。コストを記録するときは、必ず利用ルートの提供者も残しておきましょう。

利用ルート料金の決定者比較すべき項目
OpenAI Standard APIOpenAIトークン使用量と出力料金例
OpenAI BatchOpenAIBatchの対象条件、遅延、トークン使用量
ゲートウェイまたはアグリゲーターゲートウェイ事業者単価、制限、保存、利用規約
ChatGPTの製品プランOpenAIのコンシューマー向け製品API利用ではなく、サブスクリプションの利用範囲

実態に近い本番予算の立て方

月間予算を見積もるときは、採用する画像の枚数だけでなく、その枚数を作るために発生する試行回数と入力コストも加えます。

月間画像予算 =
採用画像数
× 採用画像1枚あたりの平均生成試行回数
× 選択したサイズ・品質の出力料金例
+ すべての試行で発生するテキスト入力料金
+ すべての試行で発生する画像入力料金

「採用画像1枚あたりの平均生成試行回数」には、最初の候補だけでなく、再生成した候補も含めます。これを使えば、リトライ分を出力枚数に含めたうえで、さらに別の係数として二重に加算するミスを防げます。

ワークフロー最初に置く予算前提主に測るべきリスク
プロンプトの探索低品質の出力料金例破棄されるバリエーション
通常の本番制作対象サイズにおける中品質の出力料金例ユーザーによる再生成
キャンペーン最終素材承認後の高品質の出力料金例複数のアスペクト比と後半の修正
商品画像や参照画像を使う編集出力料金例に画像入力分を加える入力画像のトークン数とラベルの誤り
夜間キュー確認済みであればBatch料金完了までの遅延とエンドポイントの対応状況

たとえば、正方形・低品質の画像を10,000枚生成する場合、公開されている出力料金例だけなら約$60です。ここにはプロンプト入力や追加試行は含まれません。採用画像1枚につき2候補を生成するワークフローなら、他の失敗要因を加える前の出力枚数は20,000枚に近くなります。

記録しておきたい項目

最低限、各リクエストに次の項目を紐づけて保存しましょう。

  • モデルID。
  • APIの利用ルート:Image API、Responses API、Batch、またはゲートウェイ。
  • サイズ、品質、リクエストした出力数。
  • 参照画像やマスクをアップロードしたかどうか。
  • APIが返した入力・出力トークン使用量。
  • 採用、却下、失敗、再生成のステータス。
  • リトライ回数とエラーの分類。

FAQ

GPT Image 2の画像1枚はいくらですか?

OpenAIが公開している出力料金例では、1024×1024の画像は低品質で$0.006、中品質で$0.053、高品質で$0.211です。1024×1536と1536×1024は、それぞれ$0.005、$0.041、$0.165となっています。プロンプト、参照画像、追加試行の料金によって、最終的な請求額は高くなる可能性があります。

GPT Image 2は画像単位とトークン単位のどちらで課金されますか?

APIは、テキスト入力、画像入力、キャッシュ済み入力、画像出力の各トークン数に応じて課金されます。OpenAIが示す画像1枚あたりの料金は、一般的なサイズと品質の組み合わせに対する実用的な目安であり、すべてのリクエストに適用される固定料金ではありません。

編集は生成より高くなりますか?

高くなる場合があります。編集や参照画像を使ったリクエストでは、プロンプトと生成画像に加えて画像入力も送信するためです。増加分は入力画像と返却された使用量によって変わるので、編集が多いワークフローはテキストだけの生成とは分けて計測してください。

Batch APIを使うとGPT Image 2は安くなりますか?

OpenAIの現在の料金ページでは、Batchの画像出力は1Mトークンあたり$15で、Standardの$30より安く設定されています。入力料金も同様に低くなります。Batchは対象となる非同期処理向けなので、割引を前提にする前にエンドポイントとアカウントの対応状況を確認してください。

GPT Image 2 APIはChatGPT Plusに含まれますか?

いいえ。OpenAIの課金に関する案内では、ChatGPTのサブスクリプションとAPIの課金は分けて扱われています。ChatGPTプランでコンシューマー向け製品内の画像生成を利用できる場合でも、それがAPIのクレジット残高になるわけではありません。

ローンチ前に確認すべき公式ページはどれですか?

現在のトークン単価とBatch料金はOpenAI APIの料金ページ、出力例とAPIの選択肢は画像生成ガイド、モデル名やエンドポイント、レート制限はGPT-Image-2のモデルページで再確認してください。